●要因
実験・観察等において、観測値に影響を与える原因のこと。「因子」とも呼びます。

●水準
要因を質的に分類、あるいは量的に変化させた条件のこと。
たとえば、 「投与薬剤の種類・検査方法等の名義的なもの」、 「投与量・投与間隔等のいくつかの値を選んで定めたもの」、 あるいは「症状の回復の程度など区切り設定したもの」などを指します。 また、 「天候・日差・場所などの環境条件」や 「薬剤の患者に対する影響を調べる目的で、患者の集まりの中から数人を選ぶ場合、 選んだ者を固定した水準とするのではなく 背景の集団の全体的な差異変動を考慮した選択に偶然性のある水準とする」とした 水準なども使えます。